呼吸のように・・・

俳句のエッセー

菖蒲

明日の金沢句会は、「菖蒲」が兼題です。
菖蒲、というと、可憐なお花を思う方が多いと思いますが、
それは、花菖蒲。
俳句の季語でいう「菖蒲」は、サトイモ科のショウブ。
菖蒲湯に使う菖蒲です。
花は、茗荷のように根に近いところに咲き、
蒲の穂のような、花らしくない花です。
5センチくらいでしょうか。
葉に似合わず、とても小さな花です。
で、兼題は、この「菖蒲」。
「あやめ草」ともいいます。かわいい名前ですね。
明日は、おそらく「菖蒲湯」の句が多いかと思います。
子供の頭に菖蒲の葉を巻く習慣はご存知でしょうか?
簡単に言うと、夏を元気に乗り切るおまじないのようなもの
と考えていいと思います。
子供を思う親心でしょうか?
端午の節句に菖蒲湯に子供を入れて、
健康でありますようにと、菖蒲を頭にまくのでしょう。
今では、そのことを信じている人はないでしょうが、
子供を思う親心は、変わらないのでしょうね。