呼吸のように・・・

俳句のエッセー

奇跡の耳

机上の山桜も散ってしまいました。
花の形をしたまま、乾燥して縮れています。
それでも、とても美しいと思います。

祈りの時、父なる神に語りかけるのですが、
それは、戯言ではありません。
神様は、事実、目の前にいらして、祈りの言葉を聞いておられるからです。
また、祈りではなくても、
普段の会話も思ったことも、皆、聞いていらっしゃるのです。
では、なぜ、私たちの口は慎みがないのでしょう?
例えば、人を悪く言えば、主はその人の代わりに、私の敵となられるでしょう。
正しいことも悪いことも、良いことも、そうでないことも、
主の耳は聞き届けておられます。
なぜ、信じないのでしょう。
全知全能の神は、耳を傾けておられます。
良いことだけを主の耳に入れたいと思います。
難しいですが、主は私の心を知り、悩みを知り、
口にする前から苦しみから逃れる道を備えて下さっているからです。
主の耳は、奇跡の耳。
信じて願い、求め続けたいと思います。
主の望んでおられることのみを……