呼吸のように・・・

俳句のエッセー

目借時

蛙の目借り時。
蛙が目を借りに来るので、眠くて目が開きません。
ふと気を抜くと、椅子の上でも、ふにゃふにゃになっています。
対策はいろいろあって、
一番、効果的なのは珈琲ですが、
それ以外には、ひたすら筆記…という手があります。
睡魔を吹き飛ばすために、やたらと書き続けるというのは、
暗記にもいいですし、私のお気に入りの手段です。
が、それにも障害があらわれました。
買ったばかりのボールペンが書けなくなったのです。
インクがどうにかなったのでしょうか?
空気が入ったのかと、振り回してみたり、
摩擦を与えるようにして、丸を書き続けたり、
しかし、復活しません。
ひどく損をしたようで、気分はブルーです。
で、疲れて、また、ふにゃふにゃになったりします。
気を抜くと、すぐに、ふにゃふにゃです。
明日も、また、ふにゃふにゃとの闘いが始まります。
勝てるかどうか、自信は……?