呼吸のように・・・

俳句のエッセー

タラントンのたとえ

日曜日は主の日。
今日は「秋の伝道礼拝」でした。
ちょうど、このタラントンのたとえの箇所が読まれました。

タラントンとは、タレントの語源で、才能や使命を意味します。
主人は、僕一人一人を呼び、おのおの
5タラントン、2タラントン、1タラントンを預けて旅に出ます。
1タラントンといえど、2年分の賃金に相当するそうで、
決して少ない額ではありません。

5タラントン預けられた者は、5タラントンを儲けました。
2タラントン預けられた者は、2タラントンを儲けました。
1タラントン預けられた者は、それを土に埋めて用いませんでした。
帰ってきた主人は言います。
「お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう」
しかし、土に埋めてしまった僕からはすべてを取り上げ、
10タラントンを持っている者に与えてしまわれました。

才能の多くを見失う私たちです。
預けられていることを忘れ、すべてを自分のものとしてしまう私たちです。
預けられた才能や使命を、とるに足らないものと勘違いしてしまう私たちです。
それらは、この世の誘惑、罪の罠です。

あなたには、神様がお与えになった多くの才能があります。
神様がそれらを用いて、多くの役割をお与えになっています。
その意味で、私たちには価値があり、命の希望があるのです。

あなたを貶める何ものにも耳を貸してはなりません。
主がお与えになったものは、主が必要とされています。
大いなるご計画の中で、大いなる実りを約束されています。

才能を活用して、使命を果たそうではありませんか。
主があなたの場所へ鷲の翼に乗せて運んで行かれます。
神は、あなたを見失うことは、決してありません。