呼吸のように・・・

俳句のエッセー

ショウリョウバッタ

ショウリョウバッタの顔を見ていて、つくづく不思議。
目は小さく、左右い開いていて、顔は細長い。
触角は意外にたくましく、短く立って、
口は顔の下方に、時々、もごもごする。

幼い頃、誰が言ったのか、ショウリョウバッタ
「ショウユバッタ」と教えられて、以来、今も間違えてしまう私。

親子なのか、背中に小さいバッタを乗せたまま、ジャンプするショウリョウバッタ
茎にすがれば葉のようになって、人の目をくらます。
意外と鈍くて、すぐに捕まえられてしまう。
つくづく面白い生き物と思う。

自然の不思議の中で、時が止まる…