呼吸のように・・・

俳句のエッセー

ナガサキ

長崎、原爆投下の日。
今も多くの痛みがある長崎の地。
私たちは、その痛みをどれだけ知っているでしょうか。
いえ、本当の意味で知ることはできないでしょう。
ただ、忘れずにいること、傍らにいることしかできません。
心を寄せて、祈ることしかできません。
そして、そのことだけは、続けていかねばならないでしょう。

なぜ、このような痛みがあるのか、それはわかりません。
ですが、その痛みの只中に大切な人を見出すならば、
全力でその痛みに向き合わねばならないでしょう。
そして、そのことを、その方は御望みです。
イエス・キリスト、神の子。
主の心に寄り添うのです。