呼吸のように・・・

俳句のエッセー

茸の数え方

思うところがあり、茸の数え方を調べました。
松茸のようなひとつづつ生えているものは、一本、二本…と「本」。
舞茸のように群れて生えるものは、一株、二株…と「株」。
木の幹に、棚状に生えているものは、一枚、二枚…と「枚」。
一山、二山は、売られている茸の単位でした。

倶利伽羅の展望台に、伐採された木の幹が残っていましたが、
驚くほど大型の茶色の茸が、傘を張っていました。
こんなところに、何だろう…見たことない…と思っていたのですが、
いつの間にか跡形もなくなってしまっていました。
大きい茸だったために、消えてしまったことが不思議で、
我を疑ってみたりしたほどでした。
これが、「梅雨茸」だったのですね。
「梅雨茸」は種類が多く、大小さまざまですが、
食用にはならないとのことです。

私が見た「梅雨茸」は、「本」か「枚」か、迷うところであり、
記憶も定かではありませんが、傘状だったように思うので、「本」でしょう。
つまり、俳句にするのに、どう数えていいのか知りたかったわけです。
参考になりましたら幸いです…