呼吸のように・・・

俳句のエッセー

草むしり

危機的状況をみて、いきなり草を刈り始めました。
蚊遣りをして、重装備で臨みます。
鋏を使って、すっきりと伸び切った草を、まず倒して。
夏の初めに刈った時と比べれば、思ったほどではなくて、すぐに終わりました。

やれやれ…と一休みして、
今日中にしなければならない、全国大会の投句を仕上げようと
ペンを手にしたところ、なんと、
手が震えて、文字にならないではありませんか。
草刈りごときで、けいれんを起こしてしまいました。
それからが大変、四苦八苦です。
豆粒みたいな文字を連ねて、ようやく投函することができました。
投句先のYさん、酔っぱらって書いたのではないかと、不審に思われるかもしれません。

それから、刈り草をゴミ袋へ入れたのですが、
ほんのしばらく放置しただけなのに、
嵩がずいぶん減っていたのには、感動しました。
夏ですね。
水分補給の必要を実感しつつ、
草はしばらく放置して、嵩を減らしてから詰めたほうがいいと知恵もつきました。
夕方、蚊が出てくるころには終了し、
いい汗をかいたと、スポーツの後のようなさわやかな宵となりました。
今日は、ゆっくり休めそうです。