呼吸のように・・・

俳句のエッセー

アマリリス

日曜日は主の日。

日差しのまぶしい牧師館の入口には、低い階段が数段あります。
そこに3年ぶりに咲いたというアマリリスが、
大きな花をつけていました。

今日は、牧師就任式。
涙あり、笑いあり、感動ありの祝会も無事終え、
信徒一同霊に燃えて、明日からの日々を過ごしていきます。

それでも私たちは、弱く、心は定まりません。
絶えず祈り、主に導いていただきます。
「主イエス・キリスト。神の子。罪人の私を憐れんでください」
そう繰り返し、繰り返し、憐れみを乞います。

絶対的な存在である神も、悲しいかな、私たちの目には見えません。
見えるのは罪ある人間の姿だけです。
神を恐れず、人を恐れる、私たち…
主よ、憐れんでください。
最も大切なものは、いつもいつも見えないのです。

新しい牧者に導かれながら、新たな日々が始まります。
主の導きと祝福を祈りながら…