呼吸のように・・・

俳句のエッセー

百合の香り

讃美歌を歌って、ふと百合の香を感じました。
とてもいい香りですね。
百合の花が飾られた祭壇。
赤いジャケットの女性の写真がありました。
教会の葬儀は、とても簡素です。
信仰深かった姉妹、長い地上の人生を終え、
主の御許へ召されました。

洗礼を受けてより、身近な方々へ神を伝えていらっしゃいました。
選びと派遣、その使命に生きた姉妹でした。

私たちは小さな存在にすぎません。
その私たちを、主は用いて、価値あるものとしてくださいます。
そのことを知って生きる幸い。
主のために生きる幸い。
私も神を伝えて行きたいと思います。

小さくとも、主のために。それを主がお望みです。
それが神を愛するということであり、
人の幸いということなのだと、もう一度、心に刻みました。