呼吸のように・・・

俳句のエッセー

新緑の山

今日は、雨のなか吟行会でした。
緑が美しくて、一口に緑と言っても、たくさんの緑がありました。
ダムの水面はさざ波が立ち、水面に映った新緑の山を揺らしています。
雨が止むと、一斉に鶯が鳴き出し、
眼下には、水田に働く人が見えました。

桜は蘂が降り、蕗の薹はすっかり呆けて…
季節は、春から夏へ、確実に動いています。

この時期の自然の勢いは、迫力がありますね。
圧倒され、つい、憂えんでしまいます。
それでも、勢いは止みません…

山菜をいただいて、俳句もたくさん楽しんで、
今日はおしまい。
明日は、また、良い日になることでしょう。
日ごとに、すべてが新しくなるのです。