呼吸のように・・・

俳句のエッセー

黄水仙

山へ出かけて、水仙を見つけた。
道の辺に並んで、黄色が眩しかった。
田圃が三枚あった。広い田だった。
それを見下ろすように、水仙は揺れていた。
水仙の前に一軒、その向こうに一軒。
二軒しかない、ここに、良く手入れされた田と水仙
文明を拒否したかのような(大げさかな…)このところで、
そのような生活なのか、想像できない。
しかし、充実した生活のようでもあり、
精神的には、良い場所かもしれないと思う。
勝手な想像でしかないが…

黄水仙が心に豊かさをもたらしますように。
このような自然の環境も、暮らしも、守られますように、
そう、願わずにいられなかった。