呼吸のように・・・

俳句のエッセー

二月尽

二月は短いですね。
今日で二月もおしまいです。
「二月尽」という季語は、二月の終わりということですが、
季節感が湧かない言葉に思えます。
劇的に季節が変わるとか、年度末のような区切りがあるとかではありません。
その季語で、しかし思いだすこともあります。
それは、「二月尽」で詠んだ俳句ですね。
あの日は、雪がたくさんで厨が寒かった…などと思い出します。
母も詠んでいたっけ…
お寺の庫裏で、町内の婦人たちが集まって、御食事を用意していました。
母が元気でしたので、ほとんど母に任せていましたが、
足元が悪かったので、運搬は私の仕事でした。

記憶をたどると、そのあと、お隣の離れが壊されて畑になった、とか、
そう言うことまで思い出されます。
雪柳がきれいだった、とか。

それはいいとして、今日は「二月尽」。
さて、何を詠めばいいのか…相変わらず、句作(苦作)です。