呼吸のように・・・

俳句のエッセー

いつもの牧場。
牛の姿は、牧にはなく、牛舎のなかでした。
もうすぐ、お里帰りのはずです。
風車が勢いよく廻っていて、夕日に影が伸びて、
向うの山に映っていました。
いいお天気でしたが、気温は低く、
雪が、あちらこちらに残っていました。
残雪のような塊でしたが、
残雪とは言わないのでしょう。

裸木に夕日が落ちていきます。
暖かなこの日を惜しむ思いがよぎります。