2013-10-28 色鳥 花街の一角に、堀切が遺されて、 細い流れが輝いていました。 黄鶺鴒が一羽、背黒鶺鴒がたくさん、 緩やかな土居を、尾を振りつつ降りていきます。 ムクドリが来れば、サッと飛び立ち、 またやって来ては、水を飲みます。 雀が水浴びをして、乾いた石を鶺鴒が飛び渡り、 そこへキジバトがやってきて、水の真ん中に立てば、 また、どの鳥も逃げだします。 羽ばたきの音をさせて…花街の一角に、堀切が遺されて、 そこは鳥の世界です。