呼吸のように・・・

俳句のエッセー

実りの「愛」

いかなる時も
人を裁いてはいけません…けれども
私たちは、そんなことはできません。
それでも、できないことを開き直るのではなくて、
憐れみを乞う思いを与えられたいものです。

裁くことを好む弱い心を
誰でも持っていますが、
それと戦おうとしなければならないでしょう。
義務ではなく、そうしたいから、戦うのです。
愛したいからです。

人は愛されたいと望むものですが、
愛されたいなら、愛さねばなりません。
愛せないなら、愛せるように願わねばなりません。

十字架の主イエスが憐れんでくださって、
愛のない私たちに救いをくださいます。
そして、私たちは、ますます愛を求めるのでしょう。
愛は、与えられて求めるもの。
求めて、与えられて、与えるもの…ではないでしょうか?