呼吸のように・・・

俳句のエッセー

若葉

聖書研究会。
伝道師の背には、窓に広がる若葉。
風が吹くと揺れて、
風が止むと、静かになる。
音は聞こえないけれど、
光が散る。
若葉の淡い緑色がつやつやとして、
揺れれば光が散らされる。

穏やかな平日の教会に光が満ちて、
皆を幸せにする。
小さな祈りが集まるところ。
この穏やかなひと時が、このところが
わたしの憩い…

これが、私の命の水。