呼吸のように・・・

俳句のエッセー

春の愁い

四月に入ってから、寒い日が多いように感じます。
風が冷たくて。
日の射す窓辺にいる分には、暖かなのですが…

新しい生活になれない四月。
鬱陶しい雨に、日中も燈をともさねばならない日や、
青空に鳥が舞いあがり、小さくなっていくのを見て、
冷たい風にさらされる時間。
独特のイメージで思いだされる、あの感覚。
何と表現したらいいでしょう。

緊張と気だるさと一緒になったような…

落ち着かない春の気温と、わたしの心?
あ、「春愁」かな…?