呼吸のように・・・

俳句のエッセー

痛み

明日はイースター、復活祭です。
イエス・キリストがご復活なさった日です。
命を惜しまず差し出された神の独り子、主イエス
神の愛をあらわされました。
このような愛は、人にはできません。
人の愛には限界があるからです。

神から愛されていることを知って、初めて
私たちは人を愛することができます。

神の愛は、十字架に現れています。
つまり、十字架の痛みを知らなければ
神の愛は分からないということになります。
十字架の痛みが分からなければ、愛は分かりません。

私たちは、十字架に架けられたことがないので、
そういう意味では、十字架の痛みは分かりません。
しかし、こう言うことができるでしょう。

痛みが分からなければ、愛は分かりません。
人として痛みを知り、私たちは人に優しくなれるものです。
人の痛みがわからない人は、人を愛することができないのではないでしょうか。
挫折や弱さや苦しみ、試練を通って、
私たちは本当の強さ、優しさを身につけることができ、
人を愛することができるのでしょう。

その愛は、失望に終わりません。
なぜなら、主イエスは死より復活され、
この世にうち勝たれたからです。

愛ゆえの苦しみは、必ず喜びになります。
それを信じて、愛に生きていきましょう。