オレンジ色の夕方、アカマツが高くて見上げると
大鴉が一羽止まっていました。
しきりに体を揺すぶって、カァカァ言います。
警戒しているのかもしれません。
オレンジ色の夕日は、霞でぼんやり広がっています。
アカマツの肌は、半分だけ夕日の色に染まっていますが、
すべてがぼんやりと霞んでいます。
特別な風景ではありませんが、
この幻想的な雰囲気に、いつも惹かれます。
特別なところに迷い込んだみたいです。
ちょっと異次元な空間にたたずむと、
気分も変わって、新鮮な自分になれるようです。
プチ旅行感覚、だと思います。