呼吸のように・・・

俳句のエッセー

熟柿

日曜日は主の日。
金沢の柿の木畠にある教会へ行ってきました。
今日は逝去者記念礼拝でしたので、遺族の方々が大勢みえました。

一人の人の営みは小さいものでも、
主によってつながれて、大きな実りが約束されています。
金沢教会は130年以上前、アメリカの宣教師トマス・ウィンに、
その歴史が始まります。
今日は、その曾孫に当たる方など、アメリカからみえていました。

ご自分の曾祖父が、遠いアメリカから宣教に来た日本の地。
今、主日には、約100名が集う大きな教会に成長しています。
トマス・ウィンは見ることはできませんでしたが、
固く信じたその実りを、今日、その子孫の方々が目にしました。
信仰とは、目にしない事柄を信じること…
神を信じて歩んでいこうという思いを
新たにした主日でした。

柿の木畠の柿は、固く、淡いオレンジ色です。
これから更に甘みを増すことを
私たちは知っています。