呼吸のように・・・

俳句のエッセー

やや寒

椎の古木を見てきました。
地域の天然記念物に指定されているとかで、
樹齢600年ほどだと書いてありました。
藤の太い蔓が絡まって伸びています。
木の寿命は、人と比べ物になりません。
この木は、何を見てきたのでしょうね。

椿の実も枝に爆ぜていました。
その向こうに、秋の雲が青空に映えて、輝いています。
いいお天気ですが、風が吹いて、枝は揺れ続けています。

風に当たって、ちょっと疲れたようです。
今頃になって、なんだか熱っぽくなってきました。
少し寒かったのでしょうか。
やや寒…の頃となりました。
これから、日ごと、寒さに向かっていきます。
うっかり風邪などひかないように、
過ごさなければなりませんね。