日本の夏は、暑い。
日本は湿度が高いので、暑く感じられます。
しかし、私は知らないのですが、
砂漠の地はどれほど暑いだろうかと思います。
随分前、カイロに留学していた方が話していたのには、
毎日、最高気温は39度と発表されていたそうです。
ずうっと39度であるらしい。
おそらく実際はもっと高いはずなのですが、
彼らも事実を知らされると卒倒しそうだというので、
最高気温は39度止まりなのではなかったか…というのが、大体の予想でした。
旧約聖書に「ヨナ書」というのがあって、私は好きです。
神様の命を受けたヨナは、逆らって逃げ出すのだけれど、
乗り込んだ船が嵐に遭い、連れ戻されます。
その後、ヨナは、神の言いつけどおり、ニネベの町に災いの宣告をしに行きます。
しかし、ヨナの呼びかけに悔い改めたニネベの町を見て神は思い直し、
災いをくだすのをやめられました。
それを知って、ヨナは怒ります。
「だから、わたしは先にタルシシュに向かって逃げたのです。
わたしには、こうなることは分かっていました。
あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、
災いをくだそうとしても思いなおされる方です。
主よ、どうか今、わたしの命を取ってください。
生きているよりも死ぬ方がましです。」
主の命に従って、バカをみたと思ったのでしょう。
ヨナは、都を出て座りこみます。
暑さの中、神は彼の苦痛を救うため、トウゴマの木を生えさせました。
ヨナは大いに喜んだが、翌日、神は虫を送り、トウゴマは枯れてしまいます。
日が昇り、焼けつくような暑さの中で、ヨナはぐったりとなり、
「生きているよりも死ぬ方がましです。」と言います。
神は、
「お前は、自分で労することも育てることもなく、
一夜にして生じ、一夜にして滅びた
このとうごまの木さえ惜しんでいる。
それならば、どうしてわたしが、 この大いなるニネベの町を惜しまずにいられるだろうか。
そこには、十二万以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」
旱の日に、「死んだ方がましです」と、
神様に文句をつける、預言者ヨナ。
この人生で、「死んだ方がましです」と一度も言わずに過ごす人は、おそらくいないでしょう。
しかし、神様はおっしゃいます。
「あなたは自分の持ち物を惜しむが、同じように私も惜しむ。
右も左もわきまえぬ、お前を惜しむ。お前を憐れむ…」
私には、こう聞こえます。
結局は、皆、神様に送っていただいたものばかりだったのです。
しかも、最も神様が熱い思いを持って送ってくださったのが、私でした。
ということは、きっと、大丈夫だと言うことでしょう。
いつか、雨がやってきます。
主を信じて失敗した…と言うことは聞いたことがありません。
おそらくヨナも、もう一度、言ったことでしょう。
「救いは、主にこそある」
勝手な解釈だ!と思われるクリスチャンは、
どうぞ、コメントください。コメントは、この下の<コメント>からどうぞ。
しかし、今日は暑いですね。
もう、ぐったりです…