先日、俱梨伽羅峠で初音を聴いた。
オレンジ色の夕日に染まった谷の木々に、
うぐいすは、もう立派に鳴いていた。
「鶯」「春告鳥」「匂ひ鳥」「鶯の初音」「鶯の谷渡り」「鶯の高音」「初音」
もう一つ、「経読み鳥」ともいい、
これは、「ホーホケキョウ(法華経)」という鳴き声から、
そう言うのだそうだ。
鶯や石崖に手をかけしとき 林 徹
このような、ハッとさせられる句を詠んでみたいといつも思う。
いつか詠んでみたいものである。
しかし、なかなか叶わないだろう、と思う。
ちょっと違うが、私は、
初音ミク が好きだ。
ミクちゃんは、カワイイ。
ミクちゃんは、歌が上手。
ミクちゃんは、ダンスも完ぺきである。
私に作曲の才能があったら、
絶対、歌ってもらうのだけれども、
それも叶わない。
初音ミクのように、句会において、
皆で寄ってたかって、いい俳句に仕上げてもらえないだろうか。
なんてね…
「初音」でした。