イエス・キリストは、金曜日、十字架刑で亡くなり、
日曜日の朝、早く、ご復活されました。
その時以来、礼拝は日曜日となり、
復活祭をもっとも重要なものの一つとしてお祝いします。
私たちの罪の贖いとして、命を捧げられたイエスは、
しかし、蘇られたのです。
死に打ち勝たれたのですね。
主イエスは、神のご意思に従い、その使命を果たされました。
愛を行動であらわし、苦難の杯を手にされたのです。
そして、栄光をお受けになりました。
愛は行動することです。
と、初めて聞いたのは、高校生の頃でした。
キリスト教主義の学校で、当時は女子高でした。
口先だけで実行しない人は、本物ではないと思っていいでしょう。
女子高校生を相手に、そう断言されたのは、
古典の先生だったか、地理の先生だったか、定かではありません。
半ば冗談のように、ではありましたが、
見事な表現だったと、今、思い返します。
これほど端的に言えるものではありません。
その愛が本物かどうかは、言葉ではなく、行いで判断しましょう。
女性に限らず、これは普遍的な定義であり、
宗教的に見ても、間違いのない基準であるらしいのです。
若い諸君。
キリストの愛に捉えられ、
キリストの愛に倣って生きることができるように、
…お姉さんは、祈っているからね。