呼吸のように・・・

俳句のエッセー

卒業式 (学位授与式)

今日は、記念すべき大学卒業の日。

卒業するためには、入学しなければならないが、
私の場合、通信教育課程だったため、
入学の篩はあってないようなもの。

すべてが卒業にかかっていた。

たとえ、残り1単位であったとしても、
止めた!と言えば、それきりで、
履歴にも残らない。

平均在籍年数、8年6カ月
卒業率、5%          (当時)

私は平均より長く大学と付き合った。
しかし、いよいよ縁が切れる、晴れの日を迎えることができたのである。

学位記授与。
講壇の正面に立つ。礼。
先生が名前を読み上げる。
学位記を両手で受け取る。それを左手に持ち替え、
先生と握手!

この日を迎えるまでの思い出や、
卒業式当日のことは、
私の中では重すぎて、簡単には言葉にならない…

2005年3月23日

今日のような、小雨のぱらつく一日だった。