呼吸のように・・・

俳句のエッセー

春昼

今日は、寝違えたのか、首が回らなかった。
一日、不調。

朝から、早く休もうと決心していた。

笹鳴きが近くても、首が言うことを聞かないので、顔を上げられない。
後ろから物音がしても、身体ごと向けなければならない。
不自由なことだった。

ただでさえ、うららかな春。
瞼が重い…

あまり大きな声では言えないが、ある奥さんの話。

ご主人が仕事に出ている昼間、
どうしても眠くて仕方がない。

ご主人は、「我慢しないで、寝てていいよ」と言う。
「でも、あなたがお仕事をしているのに…」とためらう妻。
「気にすることないよ」と、夫。

「ボクも会社で寝ているから。」

ちょっと、びっくりでした。

本当に聞いたんですよ!

おやすみなさい…