呼吸のように・・・

俳句のエッセー

冴返る

大変な寒い夜となった。

雪がまっすぐに降り続いている。

一日、何度も雪掻きをしたが、気温が上がっていない。
粉雪だ。

事故などなければいいけど…


あれは、2006年2月3日 北陸道61台玉突き事故…

私はその中にいた。

高速道路ではありえないことに、車がひっそりと止まっている。
路肩に続いて止まっている。
あ、中央分離帯付近にも、止まっている。
突然、目の前に、トラックが横向きに道路をふさいでいた!

ブレーキを踏んだ。

が、そのまま、車はなめらかに路面を滑って、
手前のトラックの後方に、激突した…

制限速度、50キロは守っていた。
しかし、止まり切れなかった。

速度を守って止まれなかったのは、私だけだったそうだ。

速度を守ることと、事故に遭わないこととは、別であるらしい。
状況判断能力や反射神経の方が、
はるかに無事故に効果的、かもしれない。


明日は主日礼拝。

明日の朝の雪掻きに備えて、
今日は、早めに休むことにしよう…

安全を祈りつつ…