呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桃の花

桃の花牛の蹴る水光りけり 沢木欣一 (もものはな うしのけるみず ひかりけり) 昭和18年作。 『沢木欣一集』栗田やすし編(2019)によると、 「入隊を間近に原子公平と遊んだ関西の旅の一句」 だそうです。 学徒出陣式は10月20日。 東京帝大在学中の欣一は…

栗の花

眉濃ゆき妻の子太郎栗の花 沢木欣一 (まゆこゆき つまのこたろう くりのはな) 昭和25年作 「妻の子太郎」と書かれていますが、 妻(細見綾子先生)の連れ子ではありません。 れっきとした欣一、綾子の長男です。 自身が父でもあるというのに、 「妻の子」…

ご紹介します

昨年より、落ち着かない日が続きましたが、 ようやく気持ちが落ち着いてきたので、 また、新たな意欲が沸いてきました。 今日、新しくチャンネル登録してくださった方があり、 しかも外国からのアクセスでして、感激いたしました。 こちらの動画を高く評価し…

窓口

相談窓口が決定されました。 何か問題があれば、申し立ては、 3名の書記長老へ言えばよろしいとのこと。 「議決事項については、長老会の議を経て伝える」、とのこと。 (日本語が、ちょっと変ですが) ただ、申し上げておきたいのは、 問題解決は第一に大切…

監督の資格

「監督の仕事を求める人があれば、その人は良い仕事を望んでいる。」 だから、監督は非のうちどころがなく、 一人の妻の夫であり、節制し、分別があり、礼儀正しく、 客を親切にもてなし、良く教えることができなければなりません。 また、酒におぼれず、乱…

俳句会にて

俳句会の経験のない方から、 「句会で疲れた」とか言いますと、 そんなに真剣なのか、と驚かれることがあります。 どうも、お茶とお菓子をいただいて、楽しく俳句を披露し、 褒め合って楽しむもの、というイメージがあるようですが、 それは、全くの間違いで…

桃の葉

桃の葉の吸ひ込まれゆく山羊の口 沢木 欣一 (もものはの すいこまれゆく やぎのくち) 昭和21年の作品。 思わず目を見張りました。 山羊の口に吸いこまれる桃の葉とは、見事な表現です。 山羊が桃の葉を食んでいるところですが、 シュレッダーに紙が吸い込…

ストーンズフリーク

内田裕也さんが亡くなりました。 樹木希林さんを追うように、逝ってしまわれました。 寂しくなりました。 若い頃、ローリングストーンズが好きだった頃があり、 (私は、early stonesが好きだったのですが) 初来日のLIVEへ、夜行バスで出かけました。 夜行…

八重桜

お花見の季節が近づいてきています。 今日は、長崎で桜の開花が伝えられました。 楽しみです。 一足先に、どうぞ。 youtu.be

苜蓿(もくしゅく)

苜蓿や義肢のヒロシマ人憩ふ 沢木 欣一 (もくしゅくや ぎしのひろしまびと いこう) 季語「苜蓿」、春。 うまごやし、クローバーです。 昭和29年作。 終戦から9年、がむしゃらに走って来た人々も、 立ち止まって辺りを見渡す余裕が出てきた頃かもしれません…

見よや、十字架の

「見よや、十字架の旗高し・・・」 この讃美歌は、 「Onward,Christian Soldiers」 を翻訳したものです。 有名な讃美歌ですが、新しい讃美歌集「讃美歌21」には、収録されていません。 これは問題だ! と言っていた牧師がありましたが、 私もそう思います。 …

急上昇

昨日の記事、 長老会より謝罪を受けたと報告いたしましたところ、 アクセス数が三桁に跳ね上がりました。 以上、ご報告いたします。

謝罪をうけました

昨日、牧師室にて話し合いの時を持ちました。 結論から申しまして、 長老会より謝罪を受けたことをご報告いたします。 ブログの問題について、長老会の対応が適切でなかったこと、 そもそも長老会が起因した問題だったことは、否定しきれないので、 それに対…

初めのころの愛

わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており、 また、あなたが悪者どもに我慢できず、 自ら使徒と称して実はそうでない者どもを調べ、 彼らのうそを見抜いたことも知っている。 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために我慢し、 疲れ果てることがなか…

有能な妻

箴言12章 有能な妻は夫の冠。 恥をもたらす妻は夫の骨の腐れ。 神に従う人の計らいは正義。 神に逆らう者の指図は、裏切り。

愚かな者

これをなんとかしようとか、 思うことすら馬鹿馬鹿しいほど、 人は愚かで救い難い。 これを目にとめ、ましてや愛するなど、 神のほかにないだろう。 人間すら相手にしたくないほど、 人間はおぞましい。 放っておけば、 私たちは、殺しあって、 共倒れになる…

レント

レント(受難節)最初の主日です。 是非、教会へ行きましょう。 「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、 小麦のようにふるいにかけることを願って聞き入れられた。」 ヨブの時もそうでしたが、なぜ、主は、 サタンの申し出を受け入れられるのでしょう。 …

議論、再び

今日もやって来ました。 ものみの塔のお二人です。 どうしてもイエスは神ではないと言います。 三位一体の否定に全力を注いでおり、 「なんで、父なる神と言っているイエスが、神であるのか」 「神が二人、それ以上であろうはずがない」 ひたすら説得にあた…

レント、始まる

我が家のプチ断食は、 珈琲絶ち。 一日二回の珈琲タイムを、一度にします。 ふう。 花粉症の薬で眠いけど、 頑張ります。

杉の花

杉の花は、杉花粉のことでもあります。 花粉がオレンジ色に風を染めて、飛散するのを、 見たことがありますか。 怖ろしいですよ。 昨日より、花粉症の症状がにわかに重くなり、 大蛇のように目は真っ赤。 咳、くしゃみ、喉荒れ、止まらず。 病院へ駆け込みま…

銀貨30枚

銀貨30枚でイエスを裏切ったユダは、 イエスが有罪になったことを知って後悔し、 その銀貨を持って、祭司長、長老たちのところへ行きました。 「わたしは、罪のない人の血を売り渡し、罪を犯しました」 そう言って、銀貨30枚を返そうとします。 ところが、彼…

確かなもの

本日、私の母校のひとつ、 北陸学院短大(当時)の先輩の葬儀がありました。 驚いたことが二つ。 一つは、 この先輩の旧姓が、H川さん。 お父様は、同じく私の母校、北陸学院高校の美術の教師だったそうです。 あれ、どこかで聞いたような。 そうです。 昨年…

復活は本当か?

今年のイースターは4月21日です。 イースターは、イエス・キリストが復活された日です。 復活祭といいます。 その昔、アダムとイブが造られました。 彼らは神様の言いつけを守らず、善悪の知識の木から その実を採って食べたので、罪が入り込み、 人は土に返…

楽しむ者

これを知る者は これを好む者に如かず これを好む者は これを楽しむ者に如かず 孔子のことば。 ある物事において、多くの知識がある者であっても、 それを好きな者にはかなわない。 好きな者は、それを楽しんでいる者にはかなわない。 このような意味になり…

裁きのモティーフ

悔いだけで、謝罪も修復もなされないのは まだ何もなされていないのと同じである。 また 悔いも修復の努力もない謝罪は 弁解でしかない。 そして 悔いや謝罪なしの形だけの損害賠償では、 人格的信頼関係は修復されないままである。 しかし、仮に それら三つ…

春の雨

ときいろの雁行橋や春の雨 泊 康夫 雁行橋は、兼六園にある橋です。 亀甲橋とも呼ばれ、六角形の石が 雁が渡るように並べられているところから 名付けられました。 かつては、渡ることもできたのですが、 今は、橋の保護のため、渡ることができなくなってい…