呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

春立つ

眼を瞑る和上に春の立ちにけり 泊 康夫 句集『麦星』より。 「和上」は、唐招提寺、鑑真和上像でしょう。 立春の、まだ肌寒さを感じる頃、 ふくよかな瞼を閉じている和上の像を仰ぎみて、 春の訪れを思いました。 春の気配は、空、雲、そして風に含む かすか…

フェイクニュース

「事件だ、事件だ」と言って、騒ぎ立てたことで、 何でもないことが、大事件となることがあります。 それは、無知さゆえに、 何でもないことを、「事件だ」と捉えたことに、端を発します。 故意ではなかったにしろ、騒ぎ立てたことによって事件になった、 と…

あなたの愛の他に

疲れた時など、ふとした時に、 悪いことが、頭に浮かんでくることがあります。おまえはダメな人間だ、その悪魔のささやきは、 遊んでいるときではなくて、 聖書を読んでいても、祈りの中にあっても それは聞こえてきます。 その時は、 主なる神は、それでも…

イエス・キリストの弟子

さて、洗礼を受けた私たちは、 イエス・キリストに従う者、イエスの弟子です。 では、これから記す言葉ですが、 イエスの言葉として違和感があるかないかを考えてください。 その一 ある一人暮らしの老人が病になり、お世話に行こうとしたが、 その老人の家…

つづき

今日のは、比較的、読みやすかったかも。 つづき、だそうです。 ameblo.jp どんどん来ます。 「雉」35周年の俳句、お出しになりましたか。 清書していて、気が変わり、 また選び直して、書き直して、としているうちに、 原稿用紙が無くなったので、今日はお…

百回読む

かつて、通信教育課程で学んでいたとき、 まず、テキストを通読することから始めました。 始めて手にするテキストは、間違いなく苦痛でした。 そして、二度目に入ると、ちょっと分かって来て、 読むのが若干楽になる、という感覚を持ちます。 そして、三度目…

室の花

室の花の大鉢二つと生活しています。 先日の催事の名残りです。 せっかくいただいた胡蝶蘭の鉢、二つ。 しかし、お花はしぼんで、今、3輪だけになりました。 温度調節が良くないのでしょうか。 過酷な環境に置いてしまって、お花がかわいそうです。 が、どう…

神楽

奉献の剣を掲げ神楽果つ F.Chieri これは記念すべき「雉」30周年大会での作品です。 特選に選んでいただき、短冊もいただきました。 思い出深い作品です。 「神楽」は、冬の季語ですが、 大会は春に開かれており、当日の取り決めで、 「神楽」の季語を使って…

終わりの時

あの出来事以来、最後の時を思います。 誰にも大切な終わりの時を、充実して過ごしたいし、 過ごさせてあげたい、そう思います。 華やかなショッピングモールに行って、 買い物を楽しむ若者を見ていて、楽しそうだと思います。 欲しいものを自由に買ったり、…

同姓同名

私も珍しい名前ですが、 自分の名前のメルアドは取れませんでした。 世間は広いもので、それでも同じ名前の方はいらっしゃるようです。 ブログでも、わたしの名前のブログが存在しました。 一瞬、わたしのブログかと思って驚いたほどです。 今ほど、友人の娘…

天に宝を・・・

かつて、埋蔵文化財を整理する施設で、 火起こしの実験をしてしまって、怒られたことがありました。 もっともなことで、 火事にでもなったらどうするのだ、ということです。 その時は、火打石ではなく、 縄文時代の火起こしの器具を使ってみました。 木の板…

愛は犯罪者にする?

夫は妻に、妻は夫に。 愛する者の姿は美しい。 「全世界を敵に回しても、あなたを守る」 「守る」の部分を、「愛する」としてもいいかもしれません。 夫や妻に欠点があっても、愛を貫くのです。 夫や妻に欠陥があっても、愛し続けるのです。 「欠点」が「欠…

灯がいっぱい

今日は疲れました。 寒の戻りで、空気が乾燥し、 ドライアイに悩まされています。 疲れもあり、 灯しがたくさんに見えます。 今日はお終い。 おやすみなさい。

新しい誕生日

今年のイースターは、4月21日です。 ふと、気が付きました。 今年は、昭和32年と同じカレンダーなのです。 何年かに一度、同じカレンダーがめぐってきますので、 同じ日のイースターがやって来ます。 今年のイースターには、 どのような受洗者が与えられるの…

きらきらと

バイブルクラスに於いて、 「ハイジ物語」をご紹介いただきました。 アニメ「アルプスの少女ハイジ」の原作だそうです。 アルプスから都会の富豪の家へ来たハイジは、 お嬢様のお相手の他、文字も習うなど、 とても良くして頂いていました。 しかし、ハイジ…

いけにえとして

わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。 世を去る時が近づきました。 わたしは、戦いを立派に戦い抜き、 決められた道を走りとおし、 信仰を守り抜きました。 今や、義の栄冠を受けるばかりです。 正しい審判者である主が、かの日にそれを わた…

発見!

是非、ご覧ください。 ameblo.jp もう一つ。 blogs.yahoo.co.jp 読み応えあり、です。

父の日

今日は父の忌日、命日でした。 今日で、ちょうど10年になりました。 父と共に生活していた記憶は、全く風化されておらず、 ともすると、まだ、隣の部屋にいるような感覚です。 10年とは短いものだと改めて思います。 苦労らしい苦労もなかったようでいて、 …

愛の使者

あなたがご立派で、近くにいても 緊張するほどの方だったら、 私は訪ねることはできません。 あなたが弱くて、幼子のように小さく、 老人のように頼りなく、 病人のように弱かったからこそ、 私は、その手を取り、顔に触れ、足をなでることができるのでしょ…

主のなさったことを証するのと、 主を証しするのとでは、違うらしい。 ちょっと、分からない。。。 誰か、教えて。

花と花粉

考古学には、たくさんの研究分野があり、 中でも、当時の自然環境の復元を試みる分野を、 環境考古学といいます。 当時の自然環境を復元し、古代人の土地利用を考察する、 これが環境考古学の目的です。 環境考古学にも、利用する自然遺物は様々ですが、 中…

お前は愛されている者

こうしてなお訴え、祈り、 わたし自身とわたしの民イスラエルの罪を告白し、 わたしの神の聖なる山について、 主なるわたしの神に嘆願し続けた。 こうして訴え祈っていると、先の幻で見た者、 すなわちガブリエルが飛んで来て近づき、 わたしに触れた。 それ…

「雉」が来ました

俳誌「雉」2月号(2019)が届きました。 今回は、追悼句を中心に構成しました。 「帰 天」 Chieri.F 雲の影つぎつぎ流れ冬菜畑 棺掛けの白き十字架冬ともし 雲の間に冬の虹立つ別れかな 冬の浪オリーブ色にひるがへる 幾すぢも海へ日矢さす小春かな 真青なる…

寒の晴

日が長くなりました。 雪が止むと、青空が広がり、 日差しは、もう、春を思わせます。 寒中ですので、空気は冷えていますが、 それがまた、気持ちがいい。 川原を歩いて行くと、私の影に驚いたようで、 鴨が一斉に飛び立ちました。 鴨に気付いていなかった、…