呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鶏頭を三尺離れもの思ふ

鶏頭を三尺離れもの思ふ 細見綾子終戦後、1946年 昭和21年 5月 沢木欣一は、「風」を創刊し、綾子は、同人参加します。 そして、翌年、1947年 昭和22年、綾子は、沢木 欣一 と結婚します。 沢木は、綾子よりも、一回り年下でした。 この句は、ちょうど、結婚…

晨がきました

超結社「晨」 大峯あきら先生がお亡くなりになり、 山本洋子先生が新しい代表になられました。 頑張ってください。 応援しています。 差別ではないのですが、女性が代表を務めるのは 体力的にも大変だと思います。 健康が守られますように、お祈りいておりま…

六月のいろいろ

六月は、梅雨ですが、 紫陽花がきれいで、空気も瑞々しくて、 晴間には美しい景色に包まれて、気分も晴れ晴れします。 紫陽花の俳句を調べていて、 思ったより数が少ないことに気が付きました。 「紫陽花」という季語を詠みあげるのは、難しいのかもしれませ…

梅雨です・・・

もう7年ほど前になるでしょうか。 恩師が亡くなりました。 奥様が痴呆で入院されてから、心のバランスを崩され、 生活にも不自由なことがあり、ある時、救急搬送されました。 その後、転院され、ご自宅近くに入院されていましたが、 ご本人には遠くだと伝え…

祈りと行動

皆さんにお願いします。 近くの方々にお願いします。 お祈りください。 そして、是非、訪ねてください。 祈りの後は、行動です。 行動なき愛はありません。 口だけの愛は、愛ではありません。 是非、本物の愛をお届けしましょう。 本物の愛を願いましょう。 …

私がお金持ちだったなら…

私がお金持ちだったなら、 あなたにこれまでと同じ、清楚な服を着せて、 車に乗って、教会の礼拝へお連れするものを。私がお金持ちだったなら、 耳が遠くなったあなたに、質のいい補聴器を用意し、 あなたがどれだけ大切な人か、絶えず聞こえるようにするも…

小さな物語

年老いて、病にある方へ 父なる神が共に居て支えてくださいますように… 『小さな物語』 (2017年1月1日 石川医報) 今年は8回目の酉年を迎えます。この年になりますと、様々な思い出に耽ることも多いのですが、とりわけ太平洋戦争に従軍して出会った幾つかの…