呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

浮寝鳥

浮寝鳥ゆれゐて吾もゆれにけり 田島 和生浮寝鳥がゆらゆらと波に浮いているのでしょう。 揺れている浮寝鳥をじっと見ていると、 自分が揺れているように感じます。 それほど、のめり込んでご覧になっていたのでしょうか。 写生に集中されて、いつしかご自分…

実万両

野澤多美子さん 句集『実万両』を上梓されました。 おめでとうございます。 俳句に加え、ご自身のことを『思い出の記』と題して、 エッセー的に書いておられます。 卒寿の記念にと、上梓をお決めになったそうですが、 お子様を詠んだ、お優しい句が目立ちま…

烏瓜

にはとりの目玉ちかぢか烏瓜 田島 和生 烏瓜の花は、白くて蜘蛛の巣のようなお花です。 実は赤くて、美味しそうです。 放し飼いの鶏が、コッコと近づいていったという風景だと思いました。 それを、目玉に焦点をあてて「目玉ちかぢか」と表現しています。 私…

大雪

大変な雪でした。 ひと段落したようで、今朝からは、 雪を割って雪解けを促しています。 先日の写真を公開します。 「氷柱」です。

せつせつと

せつせつと稿埋め勤労感謝の日 田島 和生雪の日がつづきました。 どうにも疲れてしかたがありません。 せつせつと雪掻きに励むと同じ、 せつせつと稿に取り組んでおられる田島主宰。 とてもお忙しく、日々のお疲れもかなりのものでしょう。 ただ、ここで 季…

足跡

足跡、という有名な詩がありますが、それではなくて。 雪の上についた足跡です。 今年は雪が多いので、山手の方は、すっかり閉ざされています。 お陰で、人気がなく、動物たちの天国になっているようです。 一方で、雪のため、足跡も消えるのですが、 それで…

二月

あっという間に、今年も一か月が過ぎ、 二月がやって来ました。 二月は短いですから、心してかからねばなりません。 雪の日がつづき、雪掻きが加わったので、 何となく忙しかったのだと思います。 まだ、寒さは続くようです。 外出には気を付けましょう。 皆…