呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

寒鴉

雪晴れの朝は、鳥たちが近くまでやってきます。 烏も、雪がたくさん乗った屋根に来て、 嘴で雪をつつくしぐさをしていました。 朝から、皆、雪掻きで大忙しなのに、 人が動き回っているというのに、 お構いなしで、遊んでいるようでした。 寒くないのですね…

また、雪です。 寒波です。 今、まっすぐに雪が降っています。 先日の寒波のときと同じように、ずっと降り続いています。 ただ、今回は、雪が細かいようです。 粉雪とは、気温が低いということでしょう。 寒いです。 明日の朝、また、たいへんな積雪を目にす…

新年会2

「雉」の新年大会、お疲れさまでした。 広島でしたので、私は出席しませんでしたが、 おそらく素敵な句がたくさんだったと思います。 雉誌の報告を待ちます。 また、姉も新年会から帰ってきました。 日曜日の日帰り、東京往復でしたが、 北陸新幹線のおかげ…

新年会

今日は町内の新年会でした。 本日より、班長や町内会長が交代となります。 毎年恒例のこの新年会ですが、 家長が出席するのが通例。 父がいないので、私が出席しますが、 これで約10年、漸くなじんできた感じです。 お知り合いの方もでき、お顔を覚えていた…

冬芽

冬芽というと、桜を思います。 桜は、小さな堅い芽を付けて、越冬します。 そして、時が来て開花するのです。 先日の大雪により、玄関先の紫陽花の枝が折れました。 紫陽花ですから、枯れるようなことはないのですが、 可愛そうに思います。 紫陽花の枝は、…

薬草茶

五箇山や炉明りに飲む薬草茶 小室 登美子In dusky Gokayama,drinking harbal tea I sit by the fire side.Gokayama-ya roakari-ni nomu yakusoucya季語「炉明り」冬。 雪深い五箇山の生活が見えてきます。 冬の厳しさに耐えるよう、温かな薬草茶をいただきま…

雪掻き

先週は、雪が降りました。 本当に、良く降りました。 夜中、2時まで雪掻きをして、 その時は、40〜50㎝ほどだったと思いますが、 朝、起きてみると、また同じくらい積もっていました。 こうなると、交通は完全にマヒ状態です。 雪は捨てるところがなくて、ひ…

祐閑寺名月

石川県津幡町倉見 祐閑寺にある白椿は、9月から4月に掛けて咲継ぎます。 ちょうど、名月の頃から咲き初めることから、この名があります。 咲き初めの頃の花は、茶人に人気なのだそうです。 大雪の後の青空のこの日、祐閑寺をたずねました。 雪に咲く白椿は、…

丸木舟

星とぶや明日進水の丸木舟 小室 登美子季節外れですが、思い出がありまして、一言。 私は、少し、考古学を学びましたが、 縄文が好きで、土器も作っていました。 こちらの丸木舟を作ったのは、石斧の会ですが、 私は、土器の会に入っていました。 その他にも…

有磯海

有磯海をちの連山雪来る 田島 和生「雉」誌1月号より。 今日は三日。有磯海へ出掛けたところでして、 この句を新鮮に思いました。 今日は、雪になったり雨になったりの一日でした。 比較的暖かでしたので、氷見漁港から 対岸にある立山を見ることはできませ…

初硯

詩を書かむ真水とくとく初硯 田島 和生 月刊『俳句界』一月号より。 真水で墨をする作者。 水滴のから、水をとくとく落し、筆を執る作者。 読み手の私たちも、気持ちが引き締まります。 書初めのことばは「詩」だと言います。 ご自分の詩であるのか、 有名な…

初日記

明けましておめでとうございます。 新しい日記帳を開き、第一頁に記す時が来ました。 新鮮な気持ちで迎えた、今日。 気持ちよく終えることができたでしょうか。 一日の思いを書き留めましょう。 「日記始」 「新日記」「初日記」新年の季語です。 さて、昨年…