呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2018-04-12から1日間の記事一覧

無言館2

パレットに乾びし朱色春浅き 田島 和生こちらの季語は「春浅き」。 自画像の句と比べて、若干、暖かさを感じさせる句です。 パレットに乾ききっている朱の色は、 もちろん、もう使われることはありません。 その朱色の持ち主は、もう帰ってはきません。 それ…