呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2016-09-16から1日間の記事一覧

茅の輪

くぐるたび湖の匂ひの茅の輪かな 田島 和生 「茅の輪」「菅貫」「菅抜」 「夏越の祓の呪法である。茅または藁を紙で束ねて 輪形をつくり、人にくぐらせて災厄を払う。」 (「風」俳句歳時記 沢木欣一編)大津在住の作者は、茅の輪をくぐるたびに、 湖の匂い…