呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

白梅 紅梅

白一色の白加賀。 兼六園の梅林で、もっとも多く植えられている種類とのことです。 また、よく目につくのは、摩耶紅。 青空によく映えます。 そのほかにも、たくさんの種類が植えられています。 心が清らかになるようです。

梅林

こちらの桜は、まだ咲きません。 昨日、広島では、桜を見ることができましたが、 桜前線は、まだ、ここまで来てはいないようでした。 その代わり、梅がとてもきれいです。 兼六園の梅林は、たくさんの人出だったようです。 新幹線効果もあり、金沢の桜も、多…

三十周年大会

二日間の大会。 充実した思いです。 この度は、大変、幸運でした。 短冊、色紙、合わせて三枚もいただきました。 特選句は、 奥能登は山より明けて稲架高し 奉献の剣を掲げ神楽果つ こんなこともあるのだと、神様に感謝しています。 おそらく、私にエールを…

蒲公英

蒲公英を鉄路が弾き咲かせたり 林 徹 明日は、俳誌「雉」三十周年記念大会です。 広島ホテル・グランビアにて行われます。 林 徹 先生は、雉を創刊なさった方です。 今は、田島 和生 先生が、主宰を継いでいらっしゃいます。私は、平成10年に雉に入会いた…

余寒

十指組む朝餉の祈り余寒かな 和生この祈りは、「十指を組む」とあるので、キリスト教の祈りでしょう。 私もキリスト者ですが、このように十指を組んでうつむいて祈るよりは、 胸元に両手を併せて祈ることが多いです。 外食の時、怪しまれないように(?)始…

てんとう虫

翅わつててんたう虫の飛びいづる 高野 素十てんとう虫が葉の裏につるんで、ころころと動き回っていました。 この様子を詠んだことがあります。 私がよく見かけるのは、ひとつ星のてんとう虫です。 確かに、飛び立つとき、まあるい一つ星を割って翅をひろげ、…

加賀纏

加賀百万石は、北陸新幹線の開業で、 大変な賑わいになっています。 3月14日(土)の開業日の金沢駅は、新宿駅にまさる混雑だったと 報道されていました…すごいですね。 金沢歌劇座での、平成中村屋の公演があり、 偶然、御練りと遭遇しました。 本当に幸運で…

熊笹

熊笹は、お寿司に使われたりします。 あの、幅の広い笹です。 山道に自生していて、花のない寒い季節にも 青々と目を楽しませてくれます。 また、庭に植えられることも、 お寿司用に、栽培されることも多いようです。雪解の頃、崖一面の熊笹は、風になびき、…

鶏が鳴く前に…

主イエスが、御受難を前に、ペトロに語られた言葉。 「鶏が鳴く前に、あなたは、三度、私を知らないと言うであろう」。 ペトロは、絶対、そのようなことはないと信じていましたが、 そのことは起こりました。 イエスを慕い、捕えられたイエスを追って、大祭…

春光

春の光が、まぶしく感じられます。 桜の開花も告げられて、期待も膨らみます。 今日は春分。 これから、季節は勢いを増して、明るくなっていくことでしょう。 春は光のイメージがありますが、 一方で、霞や朧といった、はっきりしない季節感もあります。 季…

イースターエッグ

今は受難節ですが、受難節とは、イエス・キリストが 十字架にお架りになるまでの期間をいいます。 そして、金曜日に黄泉に下られた主は、三日の後の日曜日にご復活されます。 それが、イースター、復活祭です。 イースターでは、ゆで卵を染めて配ります。 ま…

目借時

蛙の目借り時。 蛙が目を借りに来るので、眠くて目が開きません。 ふと気を抜くと、椅子の上でも、ふにゃふにゃになっています。 対策はいろいろあって、 一番、効果的なのは珈琲ですが、 それ以外には、ひたすら筆記…という手があります。 睡魔を吹き飛ばす…

春の風

北陸新幹線が開業し、間違いなく人が動いていると感じる日々。 まだ数日ですが、刺激的なイベントも盛りだくさんです。 その中で、今日も句会でした。 日本人は、日本語が大好きのはずで、 その本領を発揮するのが、句会の席です。 人には何気ない言葉でも、…

「鯵」は、夏の季語です。 先日、冷凍のお魚をいただきました。 真空パックされて、コチコチに冷やされた魚たちに、 開かれた姿の鯵もありました。 魚類は大好きで、多少の匂いは気になりません。 腐ってさえいなければ、おいしくいただきます。 この地方は…

「雉」ネット俳句 4

俳誌「雉」HPに於いて募集をいたしました ネット俳句、1月の入選句をご紹介しています。 ネット俳句の入選作品は、「雉」誌、翌々月号に掲載されます。 以下は、「雉」3月号に掲載されました入選作品です。〈選者〉 佐保 光俊 冴ゆる月小さき悩みを掻き…

「雉」ネット俳句 1

俳誌「雉」HPでは、 皆様の作品を募集しています。 毎月、月末締め切りで、3句までご応募いただけます。 今月より、雉会員の方も応募可能になりました。 皆様、是非、挑戦してください。 (※二重投句にならないように、ご注意ください)入選作品は、「雉」誌…

新年度

今は年度末です。 来年度へ向けて、とても忙しい時でしょう。 人が動きます。 新しい環境で新年度を迎える方は多いことでしょう。 今日は、教会の家庭集会でしたが、 4月からの希望を語るひと時でもありました。 アブラハムの箇所から、新しい出発は、 ただ…

いつか必ず

時は、留まることをしない。 早くもならず、遅くもならず、一定に流れていく。 あるのは、ただ、そこに生きる人の感覚、 時を彩るのは、人に他ならない。何事も留まることを知らない。 形あるものは壊れ、命は、いつかは尽きる。 ただあるのは、存在の意味。…

冴返る

寒さが戻りました。 今朝、起きてみてびっくり…雪がうっすらと積もっていましたから。 日中は、降っては解け、降っては解けて、 肌に凛とした寒さが感じられました。 夕方から、雷が鳴り、また一面、雪になってしまいました。 冷え込んできています。 屋根に…

杉花粉

俱利伽羅峠を越えて出かけますが、杉山がオレンジ色になっています。 これは杉花粉で、まるで杉が枯れたように見えますが、違います。 すべて、花粉です。 すごいですね。ま だまだ、これから飛びますよ、と言っているようです。 花粉を吸い込み、アレルギー…

土筆

今日の句会の兼題は「土筆」。 まだ、見ていませんので、記憶で詠みました。 どうしても詠みたくて、詠めなかった、 夕日の土手の土筆。 日が透けて、ペンライトのような姿の土筆。 とてもきれいな姿ですので、動画を撮ったこともありました。 十分、表現で…

啓蟄

忘れていましたが、昨日が啓蟄でした。 春らしくなって来ましたが、風は冷たくて、 虫も果たして目覚めたのかどうかわかりません。 そういえば、玄関に小さな虫が飛んでいたような… 啓蟄を過ぎれば、山は騒がしくなりますね。 地中から芽が頭を出すように、 …

チューリップ

今日は、「世界祈祷日」。 教派を超えて、信徒たちが集まり、 世界のために礼拝とお祈りをお捧げいたしました。 今回は、バハマの方々のためのお祈りでした。 世界には、日本には見られない飢えや病気に苦しむ人がいます。 また、差別はなくなりません。 虐…

堅雪

「堅雪」は、珍しい現象だと思います。 雪国に住んでいますが、頻繁にあるとは言えないと思います。 ただし、堅雪に乗って歩けるという意味で、です。 一度、解けかかった雪が、夜の冷え込みで再び凍り付き、雪が堅く締まります。 雪の上を歩けるので、子供…

春のたより

今日、俳誌「雉」3月号が届きました。 ネット俳句の入選句が発表され、 一つ一つ丁寧な評が記されてありました。 私も投句したいのですが、雉同人のため、資格がありません。 このように「雉」誌に載ると、とても嬉しくなります。 皆様はいかがでしょうか?…

雛祭り

三月三日は、桃の節句。 お雛様を飾り、女の子たちはおめかしして、雛の席に侍ります。 小さなぼんぼりが灯れば、菱餅の色が映えて、 また、五人囃子の音が聞こえてきそうです。 お雛様のお道具はたくさん。 牛車で運ばれて来たのでしょう。 塗り物に沈金の…

春塵

春の埃っぽさは困りものです。 風に砂が飛ばされて、目を痛めてしまいそうです。 かつてコンタクトをしていた時は、 ちょっとの埃でも目が痛くて、大変でした。 春はいつも涙していました。 レーシック手術を受けて、今は、その痛みはありません。 が、乾燥…

三月

今日から三月です。 日曜日から始まるサイクルは、二月と同じ。 二月は28日しかありませんでしたから、ちょうど7で割り切れて、 続く三月も同じサイクルというわけです。今日は、日曜日。 主の日です。 教会に集い、聖餐式が執り行われました。 プロテス…