呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は★

ちょっと失敗… 今日は★ でも、それでもいいのです。 時間は廻って、回りまわって、また戻ってくるからです。 振り子は右に、左に振れても、 平均はいつも真ん中ですから。今日だけを見てもいけないし、 今日だけを見なければいけません。結論は今日だけでは…

鉄線花

つつじの中に鉄線の花。 つつじの小さな紅の花の上に 大きく開く鉄線花。 お寺の境内は、共存的空間? 鉄線は安んじて、大きな花をつけている。

輪島の朝市

初めて行きました。 輪島の朝市。 お魚も輪島塗も安いのでびっくりです。 あれもこれも欲しいのですが、 さすがにすべて買うことはできません。「買ってくだー」から始まる朝市と聞いていましたが、 能登の言葉もあまり聞かなかったような感じでした。 その…

塩田

塩田に百日筋目つけ通し 沢木欣一窓岩のある曽々木海岸に、この句碑がある。 揚げ浜式塩田は、江戸時代、加賀藩に推奨され能登全域に広がったが、 その後、各地に効率のよい塩作り法が発展し、姿を消す。 ただ珠洲市は、角花菊太郎氏とによって、存続させて…

あなたはあなたのままで…

あなたは、あなたのままでいい… 主はそうおっしゃっています。 あなたをお造りになった神は、 あなたを、なんて美しくて素晴らしいのかと 思っていらっしゃいます。 隣の人と同じではない、 あなたはあなただけの美しさがあります。 あなたは、あなたのまま…

獅子舞祭

今日は獅子舞祭。 誇らしい我が町内の獅子は、今ちょうど町内入りしたところのようです。 これから奥の通りをめぐって、また街道筋へ戻ってきます。 我が家は街道筋ですから、ここまで来るには、まだ時間がかかりそうです。子供の踊り子は、短い剣をで舞いま…

浮葉

鯉が泳いできて、 鯉の背に美しい模様があったり、真っ黒だったり… 丸々太った鯉が、ふらふら漂って、 浮葉の中へ入っていった。 浮葉が左右へ分かれて動き、 また、静止して、鯉の背びれが留まって見えた。そこで、鯉が動き出したかと思うと、 尾が浮葉の間…

こでまり

昨年、伸びすぎたこでまりを切ったので、 今年のこでまりは、天に向かって咲いている。 しなだれてポンポン跳ねてくれない。青空が広がる中に、こでまりは天に向かって咲いている。 この空に、友人は旅立っていった。 まだ、死から遠い年だと言うのに…遺影は…

百合

白い百合、ほのかに赤い百合。 遺影に咲いて、高貴に漂う香り。子供たちの弔問が痛々しい… 若くして逝った母の分も 幸福がありますように…次に逢う時は、もっと素敵な笑顔を見せてくれることでしょう。 パラダイスで再会しようね。 まだ、先のことだと思うけ…

White Roses

どれほどの悲しみがあったのか、苦しみがあったのか、 傍から見ていても分からない。 様々な推測ができるけれども、それが何になるだろう。 彼女は、もう、いないのだから…心を病んでいたとも聞いた。 おそらく衝動的な行動だったのだろう。 たまたま成功し…

錦鯉

鯉は優雅に池を泳ぎ、 石の何かに吸いついて、大きい音をさせたりする。 余りに大きい音なので、驚いて見つめても、 鯉は平気だ。 何度も何度も吸いついては、音をたてていた。それが、ふとした人の動作に疾走する。 水を蹴散らし、稚魚を蹴散らし、 水中の…

蛙の子

菖蒲園はまだ花がなくて、 池には鯉が活発に動き回っています。 鯉がツーっと過ぎて行っても、 池の底は真っ黒で、固まって染みになっているようです。 良く見ると、おたまじゃくしでした。 オタマジャクシは、ちょろちょろと動き回っているものもあれば、 …

つつじ

つつじの花は、不思議。 一つの枝に、白とピンクが混ざっている。 つつじの花は、モダン。 多様化の時代に合って、色を変えているよう…白には、白。 赤には、赤。 人それぞれの持つ世界にあわせることも、とても大切。 それは、個性の尊重。理解のはじまり。…

藤棚

きれいでしょう。 心が洗われるようでした。 熊蜂がたくさんで羽音を立てていましたが、 熊蜂はおとなしいということを知っているので、 藤棚の中に入ってくつろいできました。 明日は主日。 ペンテコステ礼拝です。 御言葉に養われてまいります…

求めよ

求めなさい。そうすれば、与えられる。 探しなさい。そうすれば、見つかる。 門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。 だれでも、求める者は受け、 探す者は見つけ、 門をたたく者には開かれる。 あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与…

松の傷

兼六園の梅園に、 戦時下に脂を採った松が残されている。 横に何本もの傷があり、 脂は流れた後をそのままに乾いている。 このようなものにまで頼らねばならなかった この国の状況を伺うことができる。金沢へいらしたら、是非、この松を見てください。 これ…

早起き

早起きは三文の徳。 近頃、すっかり夜型になってしまい、 このことが健康不良の一因かと思って、 危機感を強めていました。 集中力がなくなってきているようでもあり、 それは体力が落ちてきているからかとも思っていました。それが、脳の働きには、 人によ…

春の伝道礼拝

日本基督教団 金沢教会 春の伝道礼拝のご案内。「父なるかみさま」 小林 隆史 伝道師 まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した。 エジプトから彼を呼び出し、わが子とした。 (ホセア書 11章1節)聖書の御言葉は人生の灯火。 私たちに生きる力を与えてく…

青梅

今日は特別な日でした。 必要な一つだけ用事を済ませ、 後は自分のために時間を使いました。 今日は特別な日だから… いただいた小さな本を少しだけ読んで、 藤を眺めて、青い梅の実を枝に見つけて。 考えられないほど、のんびりしたような。 今日と言う日は…

母の日

イエス・キリストの母、マリア。 今でいえば、まだ、少女だったマリアは、 聖霊によってイエスを宿しました。 天使によって「おめでとう」と告げられ、 「神があなたとともにおられます」と祝福の言葉をいただきます。 しかし、実際、イエスの母であるための…

みみず

いつも小枝を見て、蛇だ!と思う山の道。 雨の午後は、小枝か、と思って見て、ミミズだった畠の道。 ちょっずつ前へ進んでいたので、驚きました。 季語がたくさんの季節。 それでも俳句は、たくさんできません。 感動を求めて歩き続け、 対象物をじーーーっ…

蛙は保護色です。 回りの環境の色になります。 土に入れば、土色に。 草に入れば、草色に。 窓にいれば、窓の色になります。郷に入れば郷に従う、蛙。 生きる知恵ですね。

あめんぼう

水面に触れると、水底に影がくっきりと顕れます。 あの細い脚を持ったあめんぼう。 脚の先が水面に触れているので、影がくっきりとします。 なんと、団扇を持ったような丸い影が、 水を掻いているのが分かります。 そして、なぜか影には光の輪郭があるように…

たかんな

たかんな。筍。 たかんなの力はすごい。 土を盛り上げて、ついに突き出す。 大地を軽々と自分の足場にしてしまう、たかんなの生命力。 もう一度、その感動を…と出かけると、 ない。 あちこちに穴があるだけだった。 ほんの二日前は、あんなに頭が揃っていた…

てふてふ

草刈りをしていて、初蝶を見かけました。 紋白蝶です。 大きく成長したチューリップを一巡して、 どこかへ行ってしまいました。 と、思うと、また戻ってきました。 ひらひらと、ふわふわと、楽しそうです。見ているだけでも楽しいのは、 この季節だから? 世…

今日は何の日?

今日は子供の日の次の日。 子供の日は関係ないので、つい忘れがちな子供の日。 人は、自分に関係ないことは、忘れがち… いいことも、 悪いことも、 忘れがち、つまり、無関心。 これは良くありません。 無関心は愛の反対です。 今、苦しんでいる方々、悲しん…

緑陰

日曜日は主の日。 今日は、教会創立記念礼拝でした。 午後は、トマス・ウィン宣教師の墓前にて、祈祷会がありました。 加賀藩前田家のお墓やお地蔵さんや石仏の中を過ぎて、 独特のキリスト者のお墓がありました。 横長の墓碑です。 緑陰に墓碑をかこんであ…

マイムマイム

フォークダンス「マイム・マイム」。 マイム、マイム、マイム、マイム、マイム… 続きは、「ベッサーソン」。ご存知でしたか?わたしは、「ベッカンコ」と言っていました。 姉は、「エッサッサ」だったそうです。時代ですね。 正解は「ベッサーソン」。これは…

グレープフルーツ

近頃、大好き「グレープフルーツ」。 酸っぱくもなく、瑞々しくて、 この季節にはぴったりです。 一日、一個、消費しますが、 もっと欲しいくらい…血圧が高い人に効果があるそうです。 頭に血がのぼった時は、お勧めかも知れませんね。今日は、くつろぎ過ぎ…

「薔薇」

佐藤 尚夫 先生 おめでとうございます。 文学の森賞 佐藤尚夫句集『薔薇』 去年三月までの一年間に、株式会社文学の森社から出版された句集に対し、 大賞二点、準大賞1点、文学の森賞十点が選ばれました。 薔薇苗や若き日の妻匂ひ立ち 友禅の染師杭打つ雪解…