あの日の朝、4時を過ぎたころ、緩やかに呼吸が少なくなって、 母は旅立っていった。 家に帰る道すがら、コスモスの花がずっと続いていて、 無言の母に手を置きながら、心で話しかけていた。 秋晴れのいいお天気だった。 その日から、ちょうど12年。 今日…
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