栃の実が大地を打って 弾けて 中から現れし実の大きいこと 大きいこと それを拾った腕が しなやかに円を描き 栃の実が地を馳せてゆく 一度 二度 大地を蹴って 私の足元に転がり来てとまる 露に濡れた実を掌に包めば それは 命の種 芽生えては広がりゆく
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