呼吸のように・・・

俳句のエッセー

幸せな蛙

今年の紫陽花が、あまりにきれいだったので、

特別に大切にしようという思いが芽生え、

水やりに凝っています。

毎日、これでもかというくらい、お水を与えています。

日中、太陽が照り付けるころになると、

雨蛙が紫陽花の葉の上に乗って、紫陽花の葉の色をしていました。

葉も広いので、ちょうど日よけになっており、

適度な水滴を溜めた葉は、蛙にとって、気持ちのいいベッドのようでしょう。

なんて幸せな蛙なのでしょう。

そう思ってみていると、

幸せな蛙は、もう一匹、いました。

少し下の方の葉に、同じように静かに乗っています。

蜘蛛の巣もありますので、虫が来るのでしょう。

蛙もたくさん虫を食べて、大きくなるんだよ、

と言いつつ、雨蛙は雨蛙か、と気付いて

一人で笑っている私でした。

私は、除草剤が嫌いなので、

気が付いたら、蛙もバッタも寄ってきている感じがします。

狭い庭に、たくさん住み着いているようです。

嬉しくもあり、迷惑でもあるような、

気分です。

梅雨明け

梅雨明だそうです。

ほとんど降らなかったような感じです。こちらは。

一方で、大きな水害がありました。

ご遺族の方々にお慰めがありますように。

水曜日は夕方から出ねばならないのですが、

今日の夕焼はきれいでした。

何時までも金色の世界でした。

太陽は真赤に沈んで行きましたし、幻想的でしたね。

梅雨明とはいえ、雲がかかっていましたが、

空気が違っています。これから暑くなるのでしょうか。

季節は廻りますね。

ところで、一つ、投句を終えました。

更に、後5句。

それから‥‥‥

歳時記を作って喜んでいる場合ではなくて、

今月は、かなり厳しい状況です。

寝てるヒマ、ないかも。

黴のころ

ときどき、狂ったように掃除をしますが、

今がその時です。

かび臭いといいますか、埃っぽいといいますか、

このジメジメした季節に嫌な匂いを感じて、

手当たり次第、拭き掃除しています。

上から下まで、毎日、よくも飽きずに続くものだと思いつつ、

あれこれ拭き続けています。

それなりにきれいになり、嬉しい私でした。

きれいになると、嬉しいです。

が、どうして、こう埃が溜まるのでしょうか。

何処からやってくるのでしょうね、ほこり。

謎です。

夾竹桃

夏の季語、「夾竹桃」。

多くは紅色だと思うのですが、時々、白い花を見つけます。

白色の夾竹桃もいいですね。

あまり知られていませんが、夾竹桃には「毒」があります。

自然のことを知らないと、思わぬところで思わぬことになりますので注意しましょう。

単なる雑学として覚えておいてください。

夾竹桃には毒があります。

確か、実際起こった事件として、

バーベキューの若者が、串を忘れて、

そこに植わっていた木の枝を伐りとって、細く削り、

肉か何かを串刺しにして焼きました。

その木が、夾竹桃でした。

それを食べた彼らは、救急車で搬送される羽目になりました。

症状は、生死は、覚えていません。

ただ、救急車が必要となるほどの毒だということです。

バーベキューには、竹串を忘れないように、

持ち物をチェックして出かけましょう。

夾竹桃は、浜辺に多く見られます。

お花を覚えておきましょう!

句帳いっぱい

もう残りのページが少なくなったので、

新しい句帳を買ってきました。

が、使い切る前にその句帳がなくなり、

仕方がないので、新しい句帳を使い出しました。

そこへ、古い句帳が車の中にあることが分り、

二冊となりました。

また、自分の部屋で寝る前に使う句帳が一冊。

友人からもらった句帳、使わないともったいないので、和室用に。

居間用に、和紙の句帳。

というので、何冊になりました?

基本、順番に書きとめておかないと、俳句を失くす恐れがありますので、

絶対に一冊づつで通してきましたが、なんか、それも面倒になりました。

気分で書き分けても、それもいいかと思い直しています。

筆が進まないときは、きれいな和紙の句帳で気分を盛り上げたり、

吟行用は、絵も描けるフリースタイルの句帳がいいですし、

という具合に、使い分けもいいのではないでしょうか。

句会報、明日、投函の予定です。

ようやく、今日、揃いました。

それが終われば、雉誌へ俳句を送ります。

なかなか、忙しい。

俳句は、とても忙しいのです。