呼吸のように・・・

俳句のエッセー

額の芽

雪の多い冬も終わり、春らしくなってきました。
紫陽花を何種類も持っていますが、
紫陽花は枝が弱く、雪で随分折れてしまいました。
ですが、根が深くて強いので、芽はついています。
きっと、きれいなお花を見せてくれることでしょう。
先日の雨の中、額の芽は、枝に薄緑色をして、立っていました。
当たり前のようですが、芽はなぜか、どれも空を向いていました。
そんな姿は、希望に思います。
嬉しくなります。
小さくても空を向いていて、これからの季節に備えている芽。
伸び行く季節は、希望です。
額の芽に追い越されないように、
日々、しっかりと為していきたいと思います。