呼吸のように・・・

俳句のエッセー

愛されて生きる

クリスマスおめでとうございます。

御子の誕生をお祝いし、主を賛美します。

 

この私の心に主はお生まれになりました。

しかし、わたしには分かりません。

私は、人を憎み、怒り、

神の言葉すら受け入れたくないと思う者だからです。

この世は理不尽です。

あなたの正義はどこにあるのでしょうか。

私はあなたを信じて生きていても、

人は私を蔑んで言います。

お前は何て惨めなんだ、貧しいんだ。

お前の神はどこにいるのかと。

私は惨めです。

惨めで、惨めで、あなたが見えなくなりました。

神の御子が誕生して、わたしに何があると言うのでしょうか。

そう呟く姿を目にします。

しかし、だからこそ、わたしは来たと言われます。

だからこそ、わたしが必要なのだろうと

主は言われます。

私は無知で、あなたのことがわからないと言うのに、

あなたは来られます。

主よ。

この世に起こること、起こっていること、起こったこと、

すべての意味を、私は知ることができません。

せめて、その意味が分かれば、

この私も救われると思うのですが、私にはわかりません。

知らされていません。

無知さゆえの絶望は、神様を知らない民の姿です。

私が、より深く、人と寄り添えるようになるために、

隠されていることがたくさんあります。

知らされないことがたくさんあります。

より人を深く愛するために、

隠されることもあるのでしょう。

そのように信じるのみです。

神の愛にあって、知らされないこともある、

そのことにも意味があるということを。

 

今日、救い主がお生まれになりました。

彼は、神を証します。愛を証します。

 私を見た者は、神を見たのである。

愛を知った者は、愛して生きます。

主イエスを愛する喜びもまた、このクリスマスに訪れました。

愛されて生きるとは、愛して生きることです。

愛することは難しいと思います。

しかし、愛することを学ぶこと、

これが私たちの人生の意味の一つなのだと思います。