呼吸のように・・・

俳句のエッセー

ひやおろし

秋のお酒「ひやおろし」。

冷酒ではありません。

お酒には、「生酒」というものがありますが、

こちらは、

火入れという加熱処理が行われないで出荷されるお酒です。

一方、ひやおろしは、

春以降に、一度、保存のための火入れが行われますが、

そのあとに貯蔵され、秋風が吹くころ、

卸されるお酒をいいます。

私は経験がないのですが、じつにまろやかで

目を見張るような美味しさがあるそうです。

ひやおろし」を知ったのは、俳句会です。

この美味しいお酒を詠みあげた句があり、

話題になりました。

もちろん、季語ではないので、

秋の季語が必要になります。

その感動を、どのように詠みあげたのかは、

次の俳誌を楽しみになさってくださいね。

さて、どなたの俳句なのでしょうか?

それも、お楽しみに。