鶏頭

鶏頭を三尺離れもの思ふ  綾子

 

有名な鶏頭の俳句。

不思議な俳句です。

俳句らしくないところが、綾子俳句の魅力でしょう。

綾子は、このように、

物思いに耽っていたようです。

ある意味で

哲学的なこの俳句は、多くを読み手の想像にゆだねられているので、

印象的なのでしょう。

何を考えていたのか、想像にまかせられています。

結論のないこと、それが必須条件の俳句です。

結論を出さないことが、句に広がりを持たせます。

言い過ぎないこと。

それが俳句だと言えます。