呼吸のように・・・

俳句のエッセー

大晦日

今年も、今日が最後の一日となりました。
思い起こせば、色々なことがありました。
それなりに尽くしてきたと思うのですが、
至らないことも多かったですし、
空回りになったこともありました。
今年、始めに、
俳句のお仲間であり、句会の先生だった
小室登美子さんが急逝されました。
あまりに急な事でしたので、私なりに悔いのない人生をと
さまざまに計画も致しました。
が、言えることは、
誰にも一日は24時間である、ということです。
できないことはできない、ということはありました。
当たり前の事ですが、
小室さんのことがショックで、つい、無茶な計画もあったと思います。
その中で、雉十日会の句集を仕上げることができ、
今年の本命は仕上がり、安堵しています。
終わりよければすべてよし、の感があります。
お調子者でしょうか。
さて、今、金沢教会、片岡長老の証の記録を執筆中です。
片岡長老は、体調を崩されて、ただいま入院中です。
どうか皆様、お祈りください。
昭和18年(1943)12月31日、片岡長老は、最初の赴任地
ニューギニア、ウエワクに着任されました。
22歳でした。
この時から、戦局は急激に悪化し、多くの若い命が散らされていきます。
そのことを思い、今日、平成29年(2017)12月31日をお過ごしください。
あの頃から比べて、命の危険はないものの、
また、別の生き辛さが世には蔓延しています。
いえ、戦争の危機も、全くなくなってはいません。
どうか20世紀から私たちが学び、より平和で、お互いを認め合う世界を
造り上げていきたいものです。
どうか、今日の最後のひととき、お祈りいたしましょう。
主の名によって、平和がありますように…
主の祝福がありますように…
主にありて…