呼吸のように・・・

俳句のエッセー

雉十日会の秋

10月になり、俳句関係の仕事が増えています。
大したことはないのですが、たくさんありますので、ちょっと大変です。
今日は、夕方から、公民館に短冊の展示をしてきました。
お隣が、ライバル(?)の句会の展示でしたので、少しばかり、力が入ります。
今回は、小室登美子さんの追悼でもありますので、
小室さんの句集『初仕事』のご紹介も加え、
いつもと趣が異なります。
また、短冊一枚ごとにコメントをお付けしました。
そして、句会の紹介文を展示して、新規会員の開拓に務めます。
期待しないで、待っています。
雉十日会の指導をなさっていた小室さんが急逝され、
急遽、私が後を引き受けることとなりました。
それが3月のことで、以来、句集のことや句会のこと、
吟行会のこと…至りませんが力を尽くしてきました。
「十日会」の歴史は古く、地元では大切な句会ですので、
灯火が消えないように、努力しています。
皆様のご協力も、一言では言えません。
最も、私が気にしているのは、
小室さんと私の俳句が違うということです。
これは、どなたの場合でも同じですので、後を継ぐとは大変なことです。
皆様のご意見を伺い、句会は全員参加型のスタイルを理想としていますが、
戸惑いもあって当然でしょう。
それでも、毎回、こうして句会をもてるのも
皆様のご協力の賜物です。私の力ではありません。
少しでも楽しい句会になるように、
これからも知恵を絞っていくつもりです。
与えられた仕事の責任は果たさねば…
神さまから委ねられた責任だと思っています。