呼吸のように・・・

俳句のエッセー

案山子

早稲刈りが始まっています。
金色の稔田をコンバインが取り囲んでいるように見えました。
一枚、一枚、刈られて行くのでしょう。
ところで、
近頃、案山子を見ませんが、どうしたのでしょうか。
かつては、鳥よけのキラキラしたテープをめぐらしたり、
CDを吊ったり、大きな目玉のような風船が吊ってあったりしたのですが、
いずれも見なくなりました。
なぜですか?
農薬が発達して、鳥も食わないような米になったのではないでしょうね。
案山子は、もっぱら畑に立っています。
あるいは、案山子祭りのような、装飾品としての方が知られているように思います。
案山子はどこへ行った?
可愛い、素敵な案山子を探しています。
スーツを着せておいてくだされば、なお良しです。
素敵な案山子情報、お待ちしています。