呼吸のように・・・

俳句のエッセー

冬薔薇

もう、8月も22日だというのに、
俳句がなくて困っています。
暗礁に乗り上げる、わたし…という感じです。
困りました。
さて、細見綾子 第2句集『冬薔薇』。
すでに背表紙が剥がれ、頁を開くと、
ぺりっと紙が落ちてしまいそうな古書です。
開き切らぬよう、そうっと注意して読み進めます。

 冬薔薇日の金色を分かちくくる   綾子

時を超え、時代を越えて、感動を与えてくれる
‟逸句”の力を思います。
このように詠めたらいいと、思うのですが、
感性が及ばず、語彙、表現力が及ばず、
がっかりするばかりです。
しかし、月末まで、まだ時間があります。
詠み続けよ、と、自身を叱咤した今日も終わりました。
明日は、気持ちを新しくして、再考です。
おやすみなさい。