呼吸のように・・・

俳句のエッセー

夕涼

梅雨明けが宣言され、暑さも厳しくなっていきます。
逃れようのない暑さが続くわけですが、
朝方、夕方、水打ちをしたりして、
若干の涼しさが感じられます。
今のように、コンクリートばかりではなかったころ、
おそらく、涼しい風を感じる機会は多かったと思います。
「涼し」は、夏の季語で、
朝涼、夕涼、晩涼、夜涼など、繊細に詠われています。
さて、
今日は夕風もなく、蒸し暑い夕となりましたが、
内灘海岸近くでは、それなりの「夕涼」を感じることができました。
夕日が、真っ赤に燃えて、海へ沈んでいきます。
日本海ならではの景色です。
うまく行けば、近くの乗馬クラブの外乗と出会えることでしょう。
馬上からの景色は、また一段と、美しいに違いありません。