呼吸のように・・・

俳句のエッセー

ジェルの海

「ジェルキャンドル」というものをご存知でしょうか。
私は知らなかったので、初めて「作ってみよう!」と
謳っているイベントに参加してみました。
ピンクやブルー、イエローの砂を、
耐熱のカップに自由に詰めて、上に貝殻やガラスのクジラや
ハート型、クローバー型、薔薇型など、用意された装飾をのせます。
中心には、キャンドルの芯を立ててあるので、
上手く砂を詰めるのにも苦労します。
カップの約三分の一に装飾したら、その上に蝋を流し込みます。
その「蝋」が、透明なので「ジェルキャンドル」というのですね。
普通、蠟燭の蝋は、透明度なしの白。
手作りの場合、色はクレヨンを削ったりして付けてゆくようですが、
いずれにしても、透明感はありません。
対して、ジェルの場合、透明ですので、
装飾を四方から眺めることができますので、この点が魅力なのでしょう。
砂を虹色に重ねて、貝殻を乗せて、海を作りました。
当初の計画は、クリスマスキャンドルでした。
「クリスマス用に」と、一応、希望は伝えてあったのですが、
季節柄、それは難しかったようです。
このようなジェルキャンドルを、クリスマスに灯すのも、素敵だと思いませんか。
是非、お試しあれ!